自立支援に向けて

相談者 : F病院 ソーシャルワーカー 様
年齢 : 53歳 性別 : 男性
病状 : ウエルニッケ脳症(若年性認知症)

相談内容

アルコール中毒症状で病院へ緊急搬送される。治療によりウエルニッケ脳症の診断を受ける。後遺症により在宅復帰は困難となる。本人の意向により身元保証支援を受けながら、介護福祉施設への入居を検討したい。若年性認知症診断により要介護認定を受ける。後に障害手当の受給を視野に入れ支援を行ってほしい。退院までの時間がない中で、施設選定、各手続などの問題がいくつかありました。

現在までの経緯・支援内容

1. 戸籍確認と本人からのヒヤリングにより、お兄様がいることがわかる。
・連絡をとり協力を要請するが、関係を持ちたくないと拒否。本人に手持ち金が795円しかなかった為、話合いで10万円の援助金を預かることが出来た。また、身元保証契約に際し、お兄様から同意書にサインをいただくことができました。
2. 退院調整・入院費支払い代行 ・病院と交渉し、入院費を分割で12回払いにしていただきました。
3. 施設入居支援 ・施設見学へ同行 ・介護保険認定申請の手続きをしました。
4. 勤め先の退職手続 ・勤務先へ出向き、退職手続を代行(年金手帳・離職票・資格取得喪失連絡票)
・国民保険・国民年金への切り替え手続きと国民年金の免除手続きをしました。
5. 家財品処分 ・部屋中がゴミの山で、部屋に入った瞬間、悪臭がしました。
6. アパート退去手続き ・アパート解約手続き、滞納家賃を保証会社と交渉して10回払い支払いとしていただく。
・お仏壇は精抜き、お位牌の供養はお寺にお願いしました。後に知多半島のお寺さんに問合せましたが、まだ墓の所在はわかっていません。
・所有していた軽自動車の廃車手続きと税金滞納分も合わせて処理をしました。
7. 障害年金受給手続き ・本人と今後をどのように生活していきたいかを何度も話合いにより、障害年金を受給し、就労支援を受けながら社会へ出て働きたいとの意向を受ける。 ・保健所を通して精神障害手帳の取得 ・年金事務所への相談・受給申請代行手続き ・病院への受診同行 ・障害年金受給までの半年間まったく収入がないため生活保護課に相談の上、保護受給を受ける事になりました。
・障害年金受給決定後、就労B型に通い、本人が希望する就労移行ができるよう支援をしています。在宅復帰し、自立した生活ができるまで期待しています。