認知症予防のための食事について

私達は日頃、要介護者の支援をさせていただいておりますが。どうしても話題に上がるキーワードに「認知症」があります。認知症の方をサポートしている私達ですが、その私達も認知症にならないよう心掛けてゆかなければなりません。そこで、厚生労働省や大学病院からご紹介されている認知症予防のための食事についてご紹介させていただきます。これを食べていたら絶対に認知症にならないというわけではありませんが、専門家が推奨する食材や食品は以下のようなものがあります。

緑黄色野菜

言わずと知れた緑黄色野菜です。ほうれん草、小松菜、豆類、イチゴ、キウイなどは特にはビタミンB群に含まれる葉酸が多く含まれていいます。肝臓で老廃される悪玉アミノ酸はアルツハイマー型認知症の原因とされています。葉酸はこの悪玉アミノ酸を減らす効果があるそうです。

青魚

青魚、特にサンマ、アジ、イワシ、サバなどに含まれるオメガ3脂肪酸には、アルツハイマー型認知症に効果があるそうです。また、オメガ3脂肪酸は、アマニ油やエゴマ油にも含まれており、青魚が苦手な人にはこの油で摂取することができます。因みに、この油は少々お高いです。だいたい、150g入りで1,000円位するので、サラダ油の5倍、オリーブ油の2倍位はします。

カレー

カレーには、ウコンが使われています。ウコンはお酒の悪酔いや二日酔いに効果がありますが、アルツハイマー病認知症は肝機能の低下とかかわりがあり、ウコンの摂取により肝機能の働きが促進されます。

コーヒー、赤ワイン  

コーヒーや赤ワインに含まれるクロロゲン酸(ポリフェノール)は、認知症予防効果があります。とは言っても、コーヒーにはカフェイン、赤ワインにはアルコールが含まれているので飲みすぎは別の病気を誘発する原因にもなりますので、ほどほどに・・・・

ココナッツ

白澤抗加齢医学研の調べによるとオハイオ州の病院の実験で、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸がアルツハイマー型認知症が劇的に改善したとの報告です。

と、いうわけで今日の夕食は「緑黄色野菜たっぷりのココナッツカレー」&赤ワインで決まりですね!