フランスからの面会者

ひだまりの和 支援員 宮本 博です
5月2日に生活支援を行いました。身元保証を契約していて、夫はすでに他界され、一人娘はフランス人と結婚されて帰国することはなく、独居で東海市の施設に入居されている女性87歳の話しです。コロナ以来5年ぶり孫娘キララさん再会でした。本人様は家族に会うのが楽しみで一睡もできなかったそうです。先ずは自宅の様子を見に行きました。普段、庭の剪定年二回・お部屋の掃除を月1回契約させていただいていますので、カビの匂いなどなく長女様に満足していただきました。旦那様のお墓参りに本人様・長女様・孫キララ様と4人で参拝してきました。帰りに今日のメインディシュある、お寿司屋さんに到着、本人様が大好きな蟹の寿司を注文され全部で9巻、茶わん蒸し、アサリの味噌汁ペロリと食べられました。会話も進み娘さんの結婚当時話し、孫2人の自慢話に2時間があっという間に過ぎ、今まで見たことのない会心の笑顔を見させていただきました。施設に戻り玄関先で家族写真撮りました。いよいよ家族と別れる時間が来ましたが、別れを惜しんでおられました。最後は涙の別れです。キララ様が涙を流されご本人も涙のお別れになりました。
本人様、家族様からも感謝され一段と信頼関係ができた1日でした。家族は今日、中部国際空港のホテルで泊まり、明日、朝一番の飛行機で羽田空港着、直行便でフランスへ13時間かけて帰国されます。来年再度帰国される予定です。