年を取ると

生活支援員の宮前です。

一ヵ月に一度の月訪問に伺うと歓迎を受けることがよくある。

茶托に乗ったお茶を出していただき

「私はお客さんじゃないから、家族だと思って下さい。おもてなしはいらないのよ~。笑」

「いいから、いいから。」と笑顔で迎えて下さる。

この一ヵ月の日々の生活や困りごとを尋ねると堰を切ったように話してくださる。

「あなたが来るようになってから夢の内容が変わったの。以前は自分で倒れて声が出せなくて誰にも助けてもらえなくて。目が覚めると恐怖心で体が動かないってこともあったけど。ひだまりの和に入って、あなたが来てからの夢は

『今日のご飯、何にしようか』

『クリニック受診は今日だった!』

日常生活がそのまま夢で出てくるようになった。年を取ると色んなことが不安でね。」

体力が落ちて不安を抱えての毎日の生活は辛かったろうし、誰にも話せない環境で暮らすことも不安につながりますね。気持ちが楽になっていただけて私もうれしいです。

会員様とご縁が出来て良かったなと思う一コマです。