パニくる

生活サポーターの宮前です。激しい天気の移り変わりに自然のパワーを感じてます。

先日、施設入所の利用者様が発作を起こされ救急搬送された病院に向かった時の話。

病院に到着後は利用者様は処置中のため私は待合室で待機。しばらくすると一人の女性がやってきて何やら大きな独り言。「手が震えて書けないわ。どうして!どうしよう!もう!!お父さんのバカ!」何度も同じ言葉を繰り返し、救急搬送された患者情報がどうしても書けない様子。

見かねた私が声を掛け「どうされましたか?大丈夫ですか?」その後は堰を切ったかのように「お父さん」の個人情報があふれ出しました。「その情報を書きましょう。ほかにご家族さんはみえるの?子どもさんに連絡して来てもらいましょう。」とケータイを指して連絡を促しましたが、如何せん手の震えで操作が出来ず。ご本人の了解を得て私がケータイでご家族に連絡をすると娘さんが数分後にいらして対処されていました。

家族のつながりが垣間見れた出来事でした。さてわが家は?夫が倒れて私はあの女性のように頭が真っ白になってしまうのでしょうか。はたまた娘さんのようにテキパキ動けるのかなぁ。夫よ頼む、元気でいてくれ。